三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
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本物の「粋」はいつでも真新しい。三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
「落語界の太陽」と称された、三代目 古今亭志ん朝。今も記憶に鮮やかな名人芸が、全12巻の決定版全集になりました。
懐かしい?いえいえ、志ん朝はいつでも新しいのです。本物の「粋」は、古びません。時を超え、世代も超えて、太陽はぱっと心を照らします。
こんな時代だからこそ、とびッきりの落語を聴いて、さァ、真新しい気持ちで参りましょう。
落語好きなら。志ん朝を聴くなら。この全集をオススメする、理由があります。三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
特長1
待ってました!真打ち登場。
志ん朝の決定盤CD全12巻。
特長2
初CD化多数の秘蔵音源。
貴重な全753分です。
特長3
志ん朝、37歳から61歳まで。
全23夜を聴き比べ!
特長4
高品質をお約束。
あの高座が鮮やかに蘇る!
「にっかん飛切落語会」出演時の志ん朝の高座のうち、現存するすべての音源を収録。三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
「にっかん飛切落語会」とは…1974年に始まった、若手育成のための落語会。ゲスト枠で登場する真打ちによる、若手の手本になろうという緊張感と、イベントの場ならではの気楽さの間を行く、クオリティの高い高座にも定評がある。志ん朝は、全25回にわたりゲスト出演。このうち音源の残る23回分の高座が、本作に収録されている。
三代目 古今亭志ん朝
「ミスター落語」とも呼ばれた三代目 古今亭志ん朝は、五代目 古今亭志ん生を父に、十代目 金原亭馬生を兄に持つ落語の名門一家に生まれた。
1957年に父・志ん生に入門(前座名・朝太)すると、翌々年には二ツ目に昇進、さらにその3年後には三代目 古今亭志ん朝を襲名し、異例のスピードで真打ち昇進を果たす。寄席やホール落語で活躍する傍ら、テレビタレントとしてもマルチな才能を見せた。
2001年、63歳で逝去。早すぎる他界を惜しむ声が今なお絶えない。
あなたを笑いの旅へ誘う、極上の全23話。CD全集の収録内容三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
第一巻
坊主の遊び
古典落語の名作の一つ!
隠居の身となった旦那だが、心はまだまだ若く、吉原に通う日々。今夜も遊郭に繰り出すが、酒癖の悪い友人に酔っ払った花魁に…と、ひどい目に合ってしまい――。
1975年3月27日
大工調べ
何度も聴きたい、江戸前啖呵!
大工の与太郎は、店賃のかたに、大切な仕事道具を家主に持って行かれてしまう。棟梁の政五郎は、与太郎を助けようと、この理不尽な仕打ちに立ち向かう。なかなか折れない家主に、政五郎は――?
1975年5月22日
第二巻
大山詣り
想像すると笑いが止まりません。
大山への参詣は、町人たちの楽しい恒例行事。しかし江戸っ子が揃うと、喧嘩がつきもの。酒癖の悪い熊五郎は、暴れたら頭を丸めるという約束で向かった旅先で、案の定喧嘩をしてしまい――。
1976年5月27日
王子の狐
狐の慌てっぷりに大爆笑!
人を化かす狐を、反対に化かしてやろうと目論む男の噺。お誂え向きに出逢ったのは、美しい女に化けた狐。この女に酒を飲ませて、酔わせたら――?
1976年9月16日
第三巻
黄金餅
異色作が、志ん朝節で鮮やかに!
ケチで有名な坊さん、西念が病気になった。長年溜めこんだ金が気になって死ぬに死ねずにいた西念は、なんと見舞いにもらった餅の中に金を詰め、次々に呑み込んでしまう!
1977年1月27日
鰻の幇間
志ん朝が好んだ季節のネタ。
幇間(太鼓持ち)の一八が取り入った旦那に連れて行かれた先は、汚い店構えの鰻屋。やれ風情がある、やれ味は良いと、苦しい称賛を並べる一八の前から、旦那はスルリと姿を消してしまう。取り残された一八は…?
1977年6月28日
第四巻
錦の袈裟
人生何が起こるかわかりません。
隣町の連中が、高価なちりめんの長襦袢を揃えて吉原に繰り出した!隣町だけには負けたくない若い衆、ならば錦の褌を誂えようという相談に。しかし女房の尻に敷かれっぱなしの与太郎は…
1978年5月25日
二番煎じ
ホントは皆、好きなんですネ。
真冬の夜回りは、芯まで冷える。飲酒はご法度。でも体を温めようとひとりがこっそり燗をつけると、誰かが鍋まで持ち出して、もう酒盛りは止まらない。そんなところへ監督にきたお役人。慌てた旦那衆は――?
1978年12月21日
第五巻
宿屋の富
夢とホラとまさかの幸運!
自分は大金持ちだとホラを吹いた男が、なけなしの金で富くじを買わされ、いよいよ一文無しに。ところがそんな男に、まさかまさかの幸運が訪れる!
1979年5月24日
鰻の幇間
◆鰻の季節・6月に志ん朝が好んで高座にかけたネタ。「にっかん」では四度演っているので、3、5、9、10巻に収録した各回を聴き比べてみてください!
1980年6月20日
第六巻
夢金
欲張ってばかりじゃいけませんョ。
寝言でも金の話ばかり、客をとっては酒手(チップ)の無心をする、強欲な船頭。雪の降るある日のこと、金につられてとった仕事で船に乗せた二人には、ちょっとした事情があって――。
1980年11月17日
寝床
憎めない旦那の喜怒哀楽が愉快。
下手の横好きで義太夫に凝っている、大家の旦那。迷惑するのは周りの人。長屋の者を集めて聴かせようとする旦那の前から、何かと理由を付けて逃げ出してしまう。怒った旦那は、自分の義太夫が聴けない者は長屋から出ていけ!と言い放ち…
1982年12月20日
第七巻
唐茄子屋政談
人情話の大傑作に感動!
道楽が過ぎて勘当され、身を投げようとしていた商家の若旦那。偶然助けてくれた叔父に恩義を感じて、心を入れ替えることに決める。唐茄子(カボチャ)の行商人である叔父の商売を手伝うことにした若旦那と、唐茄子を買う人々との間に、様々な人情劇が繰り広げられる――。
◆長編なので途中で切る場合も多い噺だが、志ん朝は全編にわたってたっぷりと演っている。歌声を聞かせる中盤を挟み、感動のクライマックスまで、沢山のドラマが待っている超大作。じっくりと聴き込んでください。
1983年6月15日
第八巻
へっつい幽霊
人のサガって変えられないものです。
道具屋の店先に置いてある、古いへっつい(かまど)。買った客、買った客、なぜか誰もがすぐに返しにくる――聞けば夜中になると、へっついから幽霊が出るんだとか。これを貰い受けた熊五郎は…?
1984年6月18日
付き馬
痛快なまでの騙しっぷり!
吉原で遊んで手持ちが足りなくなった客の勘定取りに、家までついていくのが「付き馬」。ある朝、前夜に豪遊した男についていった付き馬は、朝風呂、湯豆腐と振り回され、しまいには…?
1988年4月20日
第九巻
鰻の幇間
1985年6月17日
厩火事
夫婦の幸せの形もそれぞれ。
働き者のおさきは、近頃旦那の八五郎と喧嘩ばかり。大切なものを壊されたときの反応を見ると本当の人柄がわかる、という二つの逸話を聞き、家に帰ったおさきはさっそく…
1988年11月16日
第十巻
蔵前駕籠
追い剥ぎもあけてビックリ。
駕籠を狙った追い剥ぎが横行していた幕末の江戸。そんな中、どうしても吉原に行きたい男は、なんと最初から剥がれる衣服を身に着けず、裸で駕籠に乗り込んだ!
1987年11月17日
鰻の幇間
1994年6月22日
第十一巻
坊主の遊び
◆1巻にも収録。近年ではやり手が少なく、めったに聴けない珍しいネタですが、志ん朝は「にっかん飛切落語会」で2度高座にかけています。
1996年3月12日
お見立て
滑稽な掛け合いが面白い!
お見立てとは、廓の遊女の中から相手を選ぶ制度のこと。今晩も気に入りの遊女・喜瀬川を選んだ田舎者の客だが、実は喜瀬川はこの客を嫌っている。しつこい客に若い衆は…
1997年12月25日
第十二巻
試し酒
酒呑噺も志ん朝の得意技。
酒が強いと評判の下男、久蔵。この久蔵が五升を飲み干せるかどうかを巡って、二人の男が賭けをする。一升、二升、三升と次々と空にして、みるみるうちに酔っていき…
1999年1月25日
芝浜
笑って泣ける、感動の人情噺。
不精者の魚屋に、突然舞い込んだ大金。これで遊んで暮らせると、すぐに酒を呑み始めてしまた夫を立ち直らせたい女房は、心を鬼にして、夫のための嘘をつく。この嘘が功を奏して…。じわりと泣けるサゲが待っている、あったかい人情噺。
1999年12月21日
もっと深まる!「志ん朝落語」のツウな愉しみ方。この全集のさらなる愉しみ方、お教えします。三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
その1
「鰻の幇間」を聴き比べ。
この全集には「鰻の幇間」が4回分収録されています。各々志ん朝が39歳、42歳、47歳、56歳の高座です。季節物として志ん朝自身が好んだこのネタを、あえて、カットせずにすべて収めました。30代の勢い、脂の乗った40代、50代の渋み――。同じネタで聴き比べると実によくわかります。ツウな愉しみを是非。
その2
江戸前啖呵に聴き惚れる。
志ん朝といえば、五代目 古今亭志ん生を父に持ち、駒込で生まれ育った生粋の江戸っ子。江戸前の啖呵を切らせたら、まさしく天下一品。「冗談言っちゃあいけねェよ!」「あたぼうだ!」…名台詞、それはもう次々と出てきますよ。何度でも聴き惚れてください。
その3
CD全集だからこそ。
CDで聴く落語…当然ながら、噺家の姿が見えません。あまり巧くない噺家なら、正直言いまして、退屈してしまうところ。名人・志ん朝は違います。音だけだからこそ、心は別世界へと小旅行。騙されたと思って、一度目を閉じて聴いてみてください。驚くほど鮮やかに、言葉が景色に変わります。
その4
「脱線」しちゃいました。
「にっかん飛切落語会」での志ん朝は、ほどよい緊張感と、ほどよいリラックス感の中で、高座に上がっていたと言います。つまり、ここで聴いていただけるのは、自然体の志ん朝落語。それを象徴する、ちょっとした聴きどころがあります。話が「脱線」しちゃうんです。どの噺かって?それは聴いてのお楽しみ。
その5
鑑賞ガイドを手にもう一度。
付録の鑑賞ガイド、大充実の内容でご用意しました。それぞれのネタの聴きどころをわかりやすくまとめた解説文や、柳亭市馬、古今亭志ん橋が同じ噺家ならではの視点で語る志ん朝落語など――、読んでいただいたら、ぜひもう一度、CDをお聴きください。一度目とは違った面白さにきっと出会えます。
2大付録も合わせてお届けします。三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
付録1特別編集 鑑賞ガイド
もっと深まる、志ん朝落語の世界。
志ん朝落語の魅力と、本CD全集の楽しみ方を、たっぷりと解説した鑑賞ガイドです。自身も高座に上がることもある俳優・風間杜夫、そして噺家の柳亭市馬、古今亭志ん橋の3名への、録りおろしインタビューも敢行。読みごたえ抜群の全96ページにご期待ください。
A4判 / オールカラー / 全96ページ
付録2木製収納ケース
ご愛蔵にぴったりの、木製収納ケースに入れてお届けします。
三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻
お支払い方法は、後払い(分割/一括)とクレジットカード支払いが選べます。
価格は月々1,980円 × 17回
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『三代目 古今亭志ん朝全集 CD全12巻』商品仕様
- CD
- 全12巻(全23演目収録) / 各巻平均収録時間約62分 / 全演目モノラル音源
- 企画・制作・発行
- エニー / 日本音声保存
- 音源提供
- 日刊スポーツ新聞社
- 販売
- ユーキャン
- 1巻ごとの分売はいたしておりません。
- すべて歴史的、文化的に貴重な音源を使用しているため、一部オリジナルマスターテープに起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
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商品コード:EHP8D