全商品送料当社負担でお届けします。

パノラマ地図

パノラマ地図特集 パノラマ鳥瞰図絵師 黒澤達矢さんインタビュー

空を飛ぶ鳥の視点で描かれたパノラマ地図「鳥瞰図(ちょうかんず)」。そのダイナミックかつ細密なパノラマ地図は、どのように生み出されるのでしょうか。
日本でも数少ない、鳥瞰図絵師・黒澤達矢さんに制作の仕方をお聞きしました。建物の一つ一つ、道路の一本一本まで、すべて手描きで仕上げる職人技に驚かされます。
パノラマ地図の商品一覧はこちら


【黒澤達矢(くろさわ・たつや)さんプロフィール】
昭和25年宮城県生まれ。昭和48年、桑沢デザイン研究所でデザインを学び、子ども乗り物メーカー、建築バース事務所に勤務。昭和61年より独立し、パノラマ地図「鳥瞰図」を制作する。

  • パノラマ地図「鳥瞰図」を描くにあたって、どんな準備が必要ですか?

    パノラマ地図特集 パノラマ鳥瞰図絵師 黒澤達矢インタビュー

    鳥瞰図を描くには、まず「描く対象」と「描く範囲」を決めます。どの地域をどのくらいの広さで描くのか。どんなランドマークをどの範囲まで盛り込むのか。方向さえ決まれば、私の場合、すぐにアングルもできて、頭の中で完成図まで想像できます。

    次に、資料を集めながら、頭でイメージし始めます。最近、資料としてよく活用するのは、Googleアースの地図と3Dソフトのカシミール。それに地域ごとの航空写真の本を使います。雲があったりすると困るのが航空写真です。その下に何があるのかわかりませんから(笑)。

    他にも、分県図や地元の詳細地図、インターネット上の資料なども使います。描いている途中で分からないことがあると、調べるだけで丸1日かかることも。特に都市を描く場合、3〜4割は調べる時間に費やしますね。

  • -

  • 実際に、どのように描いていくのですか?

    パノラマ地図特集 パノラマ鳥瞰図絵師 黒澤達矢インタビュー

    資料を机や床いっぱいに広げながらデッサンします。調べを進め、描くポイントは決まってきますから、一番見せたい部分に目が行くようにします。完成形をイメージしながら、ペンで下描きをして、透明水彩で着色へ…というプロセスをたどります。どんなに頑張っても、1日に描けるのは、6センチ四方くらいがやっとですね。

    鳥瞰図を描くのに大事なのはデフォルメ(対象を変形して描く技法)です。たとえば、『日本大地図』のために描いた沖縄のパノラマ鳥瞰図は、かなり手前が大きく、奥の方が小さく描かれているでしょう。真上から見た場合は、手前も奥もほぼ同じ大きさ。しかし手前を大きくしたほうが絵図として「かたち」になります。

    鳥瞰図を見るときは「目で見ている」と同時に「心の目」でも見ています。見る人は頭のなかでその場所、土地にあるイメージを持っている。私はそれを「かたち」にするわけです。見た人が「あ、こういうふうに見えるんだよね」と納得していただく。そんな「かたち」に仕上げるデフォルメの作業を経て、鳥瞰図ができあがります。

  • -

  • 今までで一番の大作は?また、パノラマ地図「鳥瞰図」の魅力とは?

    パノラマ地図特集 パノラマ鳥瞰図絵師 黒澤達矢インタビュー

    これまでで一番の大作は、『日本大地図』に収録されている「東京のパノラマ鳥瞰図」ですね。東京の全景を収めているため、描くのに約8ヶ月も掛かりました。

    パノラマ鳥瞰図はただの地図ではありません。地図に親しみのない人にも分かりやすく伝えられます。最大の魅力はひと目見て分かること。そして、航空写真は遠くはかすみますが、鳥瞰図は遠くまでハッキリ見える。もちろん、私が描きたいのは、見て間違いのない鳥瞰図です。あくまでも地図としての正確さを大切にしながら描きたい。

    とにかく私は、鳥瞰図を描いていること、それ自体が楽しいんです。どこまでも、夢が広がる地図ですからね(笑)。

    ― 取材日:平成20年1月9日

-

いかがでしたでしょうか?黒澤達矢さんの手によって、パノラマ地図「鳥瞰図」ができるまでの工程を、興味深くご覧いただけたのではないでしょうか。思わずうっとりと見入ってしまう、時間を忘れるほど面白いパノラマ地図を、あなたもぜひご覧ください。

パノラマ地図の商品一覧

ページの先頭へ

商品検索

ユーキャン通販ショップトップ / はじめての方へ / よくある質問 / お問合せ / 会社案内 / 
特定商取引法に基づく表示 / 個人情報保護方針 / サイトマップ / アフィリエイトについて

  社団法人 日本通信販売協会 オンラインマーク