私たちユーキャン ライフ&カルチャーは、「大人世代が心豊かに、健やかに毎日を過ごせる社会」の実現に貢献することを目指しています。そんな私たちにとって、「防災」は重要なテーマのひとつ。多くの社員が「防災士」の資格を取得するなど、常日頃から学びを深め、「災害時に本当に役立つ防災用品や情報」をご提案できるよう取り組んでいます。
2025年初夏のある日、ユーキャン社員である防災士が集まり、座談会を行いました。今、これだけは取り組みたい、お伝えしたいことについてアツく語り合いました。
ユーキャンの防災士たち
防災士・宮田
2012年資格取得。
防災特集の責任者。
防災士・谷野
2012年資格取得。
「防災セット」開発初代担当。
防災士・佐々木
2012年資格取得。
「防災セット」企画広告に携わる。
防災士・守永
2021年資格取得。
「防災セット」リニューアル担当者。
防災士・松枝
2023年資格取得。
防災用品を新たな視点で見直す。
防災士・築山
2025年資格取得。
防災の勉強ははじめたばかり。
「ユーキャンで防災セット」を販売するアイデアが出て、2009年から割と一般的な非常持ち出し用の防災セットのお届けを始めたんです。まもなく東日本大震災が起こり、現実を目の当たりにして、震災の怖さを実感。もっと本気で勉強しなくてはと思い、チームで防災士の資格を取ろうと提案したんです。
それまでも私たち、防災館に行って大地震を体感したり煙が充満する中の避難を経験したり、 何人もの専門家にお話を伺っていたんです。でも防災士の勉強をしたら、まだまだ発見がありました。そこで、ユーキャンで防災用品に関わる社員は防災士の資格を取る、という伝統が生まれたんですよね。
そうそう。防災の常識は日々新しくなっているから、学び続ける必要があるというのも大きいですね。 たとえば東日本大震災までは、水や食料など、公的な援助は3日待てば来るとされていた。けれど被害が広域な場合には、いや3日じゃない、7日かかるかもしれない、と常識が塗り替えられたりして、それぞれの家庭で備えてくださいという行政の呼びかけも強くなりましたね。こういうことを網羅的に知らないと防災用品の販売には携われないという思いです。
私は「防災セット」のリニューアルを担当することになり、2021年に防災士の資格を取ったんです。それまで先輩方から話を聞いて、知ってる気分になっていたのですが、実際に学んでみて自分の防災知識の乏しさに衝撃を受けました。それからは日々の行動や、自分の考えの一部に常に防災がある…そんな感じです。
僕もです。たとえば地震はもちろんですが、日本は毎年のように台風や線状降水帯による水害も発生するし、活火山による被害もある。地震だけじゃなく他の災害にも備えておく必要がありますよね。
防災士になったばかりの自分も、すっかり意識が変わりました。東日本大震災の頃にはまだ小学生でしたし、正直、想像できないこともあった。でも、防災士の講義を受けて「日本のどこでもいつ起きてもおかしくない」と実感し、その日から行動を開始しました。
地震のとき、倒れてくる家具の下敷きになってケガをする方が非常に多いと聞いて、私はまず家具の転倒防止対策を行いました。キッチンでは食器が飛び出してこないよう滑り止め対策をして、ベッド周りにも落ちてくるモノがないよう、家具の配置にも気を付けています。
基本ですね!作業はちょっと面倒ですけど(笑)。「命捨てるな、モノ捨てろ」、とある専門家にも教わりましたね。忘れられません。
強烈な言葉ですよね、それは。僕も肝に銘じて、家具固定はDIYでがんばっています。
それから、ふだんの通勤バッグには自分でセレクトした防災ポーチ。出先で何があってもいいよう近所の買い物以外は必ず持ち歩いています。
私も同じ。トイレの携帯はマストですよね。台風などのときには、どこで電車が止まってしまうかわからないから家族にも持たせています。そしてホイッスル!スマホに付けて肌身離さず、です。
僕も防災トイレにはこだわっています。排泄物の処理をおろそかにすると、感染症など二次的な被害が怖いというのを知ってから。それから飲料水、ですよね。防災リュックに入れる分とは別に備蓄しています。ベッドのわきにペットボトル10本ぐらい。二人暮らしだから5日分ぐらいですが…。ちょっと足りないかな…。
僕も備蓄から防災を始めました!比較的新しい防災の考え方として、食料品や飲料水、生活用品を多めに買い置きして、使った分だけ補充していく「ローリングストック法」を学んだので実践しています。実は先日実際に体調を崩して、買い物に行けなかったので、この方法で助かりました!

私たちはメーカーではないので、防災用品を製造しているわけではありませんが、数ある用品の中から、チームで比較して試して、「これがよかった」と思えるものをセレクトしてご案内しています。また、ユーキャンは教育に縁の深い会社なので、「防災教育」というとおこがましいですけど、啓蒙には力を入れていきたいですね。
そういった考えで、ユーキャンの「防災セット」(リュック)には「あんしん手帳」という冊子を入れています。防災について知っておくべきことや対策をまとめました。“防ぐ”という意味でも知識は「前もって知っていなくては意味がない」ですし、いざ災害が起こった時に「どう行動すればよいか」ということから「生活を再建するための知識」などまで網羅していますので、本当に頼りになる一冊です。
防災用品のセレクトには自信を持っています。トイレの話ばかりで恐縮ですが、私たちの選んだ「マイレット」は安価なものより凝結力が高くて、避難生活が長引いても安心して使えるものです。
最近は蓄電池が進化して、ユニークな商品が出てきています。最新の技術を活用した製品をもっと紹介していきたいですね。「私たちが防災用品を吟味してセレクトするときには家族や親しい人に紹介できるもの」が合言葉ですね。「防災といえばユーキャン」、と皆さんに信頼していただけるようにがんばりたいです。
防災について知っておいてほしいことをまとめた「あんしん手帳」
僕が代表して言いますね。われわれ防災士の合言葉に「助けられる人から、助ける人へ」というのがあります。いざというとき、知識や備えがあれば、自分自身や家族はもちろん、どこかの誰かを助けられるかもしれない。そう考えると明るい気持ちになります。そしてこれ、自分だけじゃないだろう、と。こんな風に言っていいのかわかりませんが、別にユーキャンで購入してくださらなくてもいい(笑)。この機会に防災に思いを馳せ、小さな一歩でも行動を起こしていただけたら幸いです。
