平山郁夫画集 書籍全2巻

現代日本画壇の最高峰画家、平山郁夫の傑作集!

1930年、広島県生口(いくち)島で生まれた平山画伯。瀬戸内の豊かな自然に育まれた独自の色彩感覚や美意識と豊かな構想力で壮大な日本画を終生、描き続けました。そんな若き日に起こった1945年8月6日の悲劇。多くの学友を亡くし、自らも被ばく。しかしながら、このとき被ばくしたこと、そこで生き残ったこと、被ばく後に故郷の美しさに癒されたこと、なお後まで苦しめられたこと、どれか一つなくても画家・平山郁夫は生まれなかったに違いありません。

この出来事が原動力となり、画伯の中に一貫して流れることとなった平和と仏教を見つめた数々の画題。後の「仏教伝来」シリーズやシルクロードの連作には、自分が生かされていることの意味やあらゆる困難に立ち向かう不屈の精神が刻まれています。晩年はユネスコを通じた文化財保護にも尽力されました。自らの信念を生涯貫き通した巨匠は平成21年12月2日、満79歳で永眠されました。

本画集は平山画伯の集大成的作品集です。日本美術院展覧会に出品された大作を含む計165作品を収録。中でも、日本の風景や古寺を画題とした作品は78点にのぼり、ここまでの作品数を収めた画伯の画集は珍しく、貴重なものと言えます。生前の画伯とも打ち合わせを行い、今回のご案内へと至りました。ぜひお手元で平山芸術の世界をお楽しみください。

平山郁夫(ひらやまいくお)略歴

1930年広島生まれ。1952年旧制東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科を卒業。1959年第44回院展に『仏教伝来』が入選。その後は、ユネスコ親善大使、東京芸術大学学長、日本美術院理事長などを歴任。1998年文化勲章授章。2000年薬師寺玄奘三蔵院『大唐西域壁画』を制作、奉納。2009年12月2日逝去。従三位が贈られる。

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激動の人生が紡ぎだす、華麗なる平山芸術の世界

幼少時代、そして被ばく体験

圧倒的な画題、そして唯一無二の色彩。後に“平山芸術”として世に知れ渡ることとなるこの美意識は、故郷生口島の風土によって育まれた。
1945年8月6日。ヒロシマで起こった大惨事が画伯の人生を大きく変えた。自分が生かされていることの意味、生き残ったものへの使命のようなものを画伯に強く意識させた。

『天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道』平山郁夫美術館蔵

青い海に浮かぶ緑の島を縫って伸びていく白い大橋に、発展を託した地元の人々の気持ちを表したかったからだ、と画伯は語っている。

『広島生変図』広島県立美術館蔵

「平和の祈り」を画業の根源と語っていた画伯だが、被ばく体験を強調し、凄惨さを訴えるような作品は生涯一点も描かなかった。また、描こうともしていなかった。

仏教伝来の道

原爆症と思われる兆候が現れ、死の恐怖と対峙する日々が続く中、画伯は命がけの旅を成し遂げた玄奘三蔵に共鳴。こうして「仏教伝来」に始まる仏伝シリーズは生まれた。

『入涅槃幻想』東京国立近代美術館蔵

自らが描くべき釈迦の涅槃図は、どうあるべきか。いまひとつ納得するものが得られない中、画伯は義父の死に遭遇。その崇高な姿を目の当たりにして、この作品は完成した。

『仏教伝来』佐久市立近代美術館蔵

画家・平山郁夫の代名詞的作品。描きながら抱いた想いはただひとつ。画家として世に残る作品を描いておきたい、ということだった。

華麗なる日本文化の道

「日本人とは何か、日本文化とは何か」を雄弁に語りかけてくる京都、奈良。シルクロードの終着地に根づいた大陸の文化は、華麗なる日本文化へと変貌を遂げていった。

『朝陽鳳凰堂 宇治平等院』

平等院の代名詞ともいうべき鳳凰堂は、極楽浄土をこの世に現出しようとして造営された。その優美さは世界に誇れる建築物といえる。

『熊野路・那智の瀧』

日本人の心のふるさとと言われている熊野。落差133メートルの那智の瀧の姿は実に神々しい。

『秋天東寺五重塔』

1200年の歳月と風雪に耐えてきた五重塔。威厳に満ちた姿で今も建っている。

シルクロード

学生時代に訪れたイスラム圏の文化との出会いがシルクロードの連作の出発点となった。計150回を超える海外取材。厳寒、酷暑など過酷な自然環境の中でもゆるぎない信念を画面に宿し続けた。

『西方浄土須弥山』佐川美術館蔵

古くから東アジアの人々に西方の極楽世界と信じられてきた須弥山。複雑な色を何度も何度も塗り重ね、画面上で新たな色を描き出している。

『絲綢之路天空』

東西の文化や物資は絲綢之路を往き来するキャラバン(隊商)によって運ばれた。天空から降り注ぐ光は、旅の安全を祈る慈光として描かれている。

『敦煌鳴沙』箱根・芦ノ湖 成川美術館蔵 

敦煌・莫高窟は1987年にユネスコ世界遺産に登録された。石窟内の壁画や泥塑像などの仏教美術は、日本の法隆寺にもつながっている。

文化財赤十字構想

シルクロードの旅を通して「遺跡や文化財を守ることは平和の象徴に他ならない」という思いを強くしていく。歴史の生きた証人である遺跡や文化財の保護を通じて、人々の心に平和の砦を築くことに誠心誠意尽力した。

『バーミアン大石仏を偲ぶ』
平山郁夫美術館蔵

イスラム原理主義を唱える反政府勢力タリバンが、国際社会の声を無視してアフガニスタンにある大石仏を破壊。悲しみと怒りをこめて本作品は描かれた。

『平山郁夫画集 書籍全2巻』5大特長

  1. 画業62年に刻まれた名画が一堂に会する豪華愛蔵版
  2. 本画集には院展の入選作や大賞受賞作を始め、名だたる名画を一挙収録しています。初期の作品から出世作、そして最後の大作まで収めた貴重な豪華愛蔵版です。

  3. 充実した作品解説文でより深く平山芸術を味わう
  4. 作品の解説文は画伯との同行取材や交流を通じて書き留められた取材記録からまとめました。画伯自らの言葉で語られている制作秘話も数多く登場します。

  5. 独創的な平山芸術の色彩と気品を堪能
  6. 色を“塗る”のではなくやさしく画面に“置いていく”技法が平山芸術です。全身全霊を込めて描かれた作品はまさに唯一無二。色彩の変化や背景の細かな違いなどもじっくりお楽しみいただけます。

  7. 集大成的作品「大唐西域画」の全7場面を収録
  8. 画業に燦然と輝く名画「大唐西域画」。本画集ではその全7場面を収録しており、いつでもお手元でご堪能いただけます。

  9. ひとりの人間としての平山画伯にも迫る
  10. 画伯が被ばく体験から画家として独り立ちしていくまでを綴った「生い立ち」や作品に一貫して流れる「平和への思い」などのエッセイによって62年の画業に隠された一人の人間としての画伯にも迫ります。

平山芸術に名を遺す必見の名画、全165作品

画伯は日本の仏教文化の始まりである法隆寺や薬師寺を何度も画題に取り上げ、そこに古より伝わる歴史の奥深さを感じ描きました。日本の四季が織り成す美しい風景や細部にまで写実的に描かれた麗しき自然の神秘を五感で感じる全85作品。

『八雲立つ 出雲路古代幻想』
平山郁夫シルクロード美術館蔵

日本の神々が集まる地と信じられている出雲。次から次へと沸きあがる雲海に出会った貴重な体験をした画伯。八雲とは、幾重にも重なっている雲という意味であるが、あの雲海こそ八雲立つ雲だったのでは、と回想している。

『高燿る 藤原京の大殿』
(株)ティラド蔵

藤原京は694年から16年間都であった。画伯は作品に取り組むにあたって何度も現地での取材を重ねている。画家には描きたいものを自由に想像して描く自由がある。画伯はそれを「幻想画」と呼んでいた。この作品もそうした位置付けにある。

『光耀厳島』
リーガロイヤルホテル広島蔵

故郷に近い嚴島神社に格別の愛着を抱いていた画伯。朝の光の中、朱の神殿が水に映る姿は、この世のものとは思えぬほどに美しい。この作品はその瞬間を見事に描ききっている。

『結因の銀華(長谷寺)』
板橋区立美術館蔵

古より観音信仰の霊地である長谷寺は、奈良大和路の花の御寺として知られる。特に牡丹の寺として名高く、人々に親しまれている。

『月華厳島』

月光の中にほのかに浮かび上がる神殿。自然と建築物を調和させるという発想は日本の風土と日本人の気質に合う形に大陸文化を変質させてきた結果といえる。

『薬師寺の夕べ』佐川美術館蔵

寺院の塔が好きと度々発言していた画伯。玄奘三蔵の教えを継ぐ薬師寺には画伯にとって特別な思いがあったのだろう。画伯は「シルクロードの旅は楽なものではありませんが、夕日を見ますとね、今日も無事に終わったという感謝の気持ちが自然とわいてきますね」と語っていた。

上巻 / 収録内容 / 85作品収録

八雲立つ 出雲路古代幻想 燦・瀬戸内(輝く瀬戸内海) 高燿る藤原京の大殿 熊野路・那智の瀧 熊野路・古道 光耀厳島 月華厳島 緑韻富貴寺 吉備路緑映 黎明讃岐路 四国霊場八十八番 大窪寺 流水間断無(奥入瀬渓流) 豁然開朗(津田の松林) 輝く太陽と富士山 古城の朝 伊勢神宮の朝 出雲路日御碕 向上寺の春 栗林公園 金刀比羅宮 永平寺の森 大正池 黒部峡谷・幻の瀧 善光寺 昇仙峡 円覚寺 三浦半島・油壺 高崎の春 日光東照宮 中尊寺金色堂 八甲田 湿原 朝陽鳳凰堂 宇治平等院 平成の洛中洛外 平成洛中洛外 木の間の釈迦堂 比叡山延暦寺 修学院離宮浴龍池 修学院離宮寿月観 静夜鹿苑寺金閣 慈照寺銀閣 高台寺遺芳庵 上賀茂の春 龍安寺石庭 大徳寺境内 二条城車寄せ 白壁二条城 盛夏清水寺 緑映大覚寺 緑風渡月橋 逆光八坂塔 秋天東寺五重塔 大原三千院晩秋 祇園祭 斑鳩里曼荼羅 大仏開眼供養記図 奈良市郊外平城宮址 古都黎明(興福寺五重塔) 緑映猿沢の池 大仏殿参道 大仏殿の夜 正倉院 唐招提寺の夜 寧楽の幾望 黎明薬師寺 薬師寺の夕べ 新薬師寺 白毫寺 法隆寺の朝 明けゆく法隆寺 法隆寺夜桜 神の山 三輪山の月 法起寺の塔 斑鳩法輪寺 岩船寺の塔 当麻寺の朝 浄瑠璃寺 結因の銀華(長谷寺) 室生寺の塔 天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道 三人姉妹 家路 内海の春 浅春 ひととき(憩) 漁夫 雪裡芭蕉図

幻想世界へと誘う、唯一無二の色彩

平山画伯といえば“群青”。画面いっぱいに広がる深い青色は神秘的、 幻想的など様々な表現をされ、“平山ブルー”とも形容されています。
平山作品に使われる色は、階調が豊かで濁りがありません。夜の景色を描いても、透き通るような空気感があり、どんよりとした沈鬱な色づかいとは生涯無縁でした。
この色彩感覚について生前の画伯は「日差しの強い瀬戸内に生まれ育ったおかげ」とよく語っていました。
コントラストの強い、色鮮やかな自然の中で幼少期に磨かれた自身の色彩感覚は、画家平山郁夫の終生誇りとしたところであったように思えます。

  • 『法隆寺夜桜』

  • 『西域の馬』鎌倉大仏殿 高徳院蔵

出世作の「仏教伝来」を始めとする“仏伝シリーズ”やキャラバンが印象的な“シルクロードシリーズ”に加え、玄奘三蔵求法の道を巡った「大唐西域画」も収録。壮大な画面に込められた信念と平和への祈りに酔う全80作品。

『楼蘭遺跡を行く(日)』
平山郁夫シルクロード美術館蔵

憧れの地にヘリコプターから無事降りた時は心の中で快哉を叫んでいた、とは画伯の弁。その神秘性もあって、楼蘭の物語は汲めども尽きぬロマンの世界へと画伯を駆り立てていった。

『古代ローマの遺跡
フォロ・ロマーノ』
平山郁夫シルクロード美術館蔵

古代ローマ帝国において、政治と宗教の中心であったフォロ・ロマーノ(=ローマ人の広場)。すべての道はローマに通じる、と言われるようにシルクロードの西の終点を象徴する地として、この作品は描かれている。

『月域月彩
(パルミラ・シリア)』

この遺跡からは中国漢代の絹織物と貨幣が出土しており、シルクロードの交易路の一端を担っていたことが偲ばれる。

『建立金剛心図』
東京国立近代美術館蔵

ヨーロッパ美術がもつ圧倒的な力に接し、画伯は「かなわない」と思ってしまった。彼の地の美術に感動してばかりでは自分が小さくなってしまうと感じた。この体験のもと、帰国後に描いたのがこの作品である。

『「文明の十字路を往く」
アナトリア高原 カッパドキア トルコ』

平成21年秋、再興第94回院展に出品した巨匠最後の大作。カッパドキアはシルクロードの旅の序章であり、画伯思い出の地でもある。体調不良のなか、大作を完成させた画伯の画家としての執念が見るものに迫ってくる。

下巻 / 収録内容 / 80作品収録

仏教伝来 天山南路(夜) 入涅槃幻想 受胎霊夢 建立金剛心図 求法高僧東帰図 広島生変図 絲綢之路天空 長安の残輝 西都長安大街 敦煌鳴沙 敦煌三危 敦煌石窟九層楼 渺々たる長城 終竟嘉峪関 西域の千仏堂(トルファン・ベゼクリク) 楼蘭遺跡を行く(日) 楼蘭遺跡を行く(月) 鄯善国妃子(楼蘭の王女) 楼蘭の遺跡 昼 楼蘭の遺跡 夜 西域の馬 トムシュクの遺跡 絲綢の路 パミール高原を行く 大毗波沙国桃源境 塵耀のトルキスタン遺跡 バーミアン大石仏を偲ぶ インダス河上流 久遠の流れ ガンダーラの遺跡 中亜熱閙図 月明タジマハール 古城(ジャイサルメール・インド) ガンジスの夕 ブダガヤの大塔 大唐西域画 明けゆく長安大雁塔・中国 大唐西域画 嘉峪関を行く・中国 大唐西域画 高昌故城・中国 大唐西域画 西方浄土須弥山 大唐西域画 バーミアン石窟・アフガニスタン 大唐西域画 デカン高原の夕べ・インド 大唐西域画 ナーランダの月・インド 熱砂塵黒 群蓄穹閭 イラン高原を行く 波斯黄堂旧址 ペルセポリス炎上 バビロン王城 王家の谷(デール・アル・バハリの神殿) 月域月彩(パルミラ・シリア) パルミラ遺跡を行く・朝 パルミラ遺跡を行く・夜 皓月ブルーモスク(イスタンブール) 朧月夜ブルーモスク(イスタンブール) 「文明の十字路を往く」アナトリア高原 カッパドキア トルコ コリントの遺跡 古代ローマの遺跡 フォロ・ロマーノ マルコ・ポーロ 東方見聞行 紫宮観望 北京の秋 天壇(A) 八達嶺眺望 黄河(晨) 黄河(宵) 北京大運河 遼時代 十三層の塔 雲崗盧遮那仏 東都洛陽白馬寺 西蔵布達拉宮 神峰黄山雲海図 朦朧たる太湖 蘇州爽日 無錫翠煙 南京城壁と鶏鳴寺 大同江の朝靄 妙香山普賢寺の春 禅寺(韓国 慶州) 古都フエ 香河畔 アンコールワット遺跡 夕陽 アンコールワット遺跡 朝陽 平和の祈り サラエボ戦跡 平和のキャラバン (東)太陽 平和のキャラバン (西)月

【別冊付録】平山郁夫素描集

本画集には、別冊付録「平山郁夫素描集」がセットされています。本画と同様に素描にも見られる圧倒的な迫力や構成力をぜひご覧いただき、より深く平山芸術をご堪能ください。

掲載一覧作品 (佐川美術館所蔵)

ヨーロッパ
アッシジの町 イタリー 赤い石の村 コロンラルージュ フランス アレキサンダー大王の銀貨 マケドニアの都ペラの遺跡 ギリシャ
中近東
レギスタン広場のモスクサマルカンド ウズベキスタン ビビハヌイムの大モスク遺跡 サマルカンド バーミアンの大仏 アフガニスタン フンザ河とカラコルムハイウェイ オブタンジェランジェを見ながら パキスタン アフガニスタンの老人ジョン・モハマッド カブール アフガニスタンの少女 アラビヤの花嫁
インド
インダス河添いにある断崖の旧シルクロード タジマハール遠望 アグラインド 仏座像 ガンダーラー三世紀 ナーランダ大塔の浮彫 インド ガンジス河の朝 インドの男性 ジャイサルメール インドの女性レッドフォート ニューデリー
東南アジア
天姥寺の塔 フェベトナム プランバナン寺院 ジョクジャカルタ インドネシア ボロブドゥール仏跡マヤ夫人ルンビニー園に向う一段目南壁浮彫 インドネシア ホーチミン市の市場 バリ島の女性 インドネシア
アンコール遺跡
女神像 アンコールワット遺跡 本殿入口 アンコールワッ卜遺跡 タプローム遺跡 女神像 タプローム アンコール遺跡 バイヨン アンコール遺跡 バイヨン アンコールトム遺跡 カンボジア人母子 スル・ スラン王の浴場遺跡 シュムリアープ
中国
西域南道 楼蘭遺跡 敦煌莫高窟 小雁塔 西安 中国 大慈恩寺 大雁塔 西安 西安市街 カラホトの遺跡 仏塔を望む 雲崗石窟 第三窟 本尊石仏 大同 望江楼を望む 成都 赤い壁 故宮 北京 蘇州 鎮江 東中国海を行く帆船 市場の帽子屋の少女 カシュガル
韓国
三重石塔 新羅 慶州韓国 金銅弥勒菩薩半跏像 国立中央博物館 ソウル 韓国
日本
法隆寺 五重塔 薬師寺の塔 奈良 松島 大観荘より望む

【仕様】
■サイズ:210mm×270mm  ■ページ数:64ページ  ■オールカラー/あじろ綴じ

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